子供の習い事、していますか?
今は何かしらの習い事をしている子も多いですよね。
我が家も、下の子がダンスを習っています。
(中学生の長男は今は学校の部活のみですが、小学生のころは地元のスポーツクラブに所属していました)
子供の習い事、出来ることなら長く楽しく続けたいですよね。
でも入ったころとは色々と事情が変わって、辞めるという選択を取ることになることもあると思います。
辞める理由も、子供がやりたくなくなった・違う習い事がしたくなったという子供都合のものから、
親の仕事が忙しくなった・他の兄弟の世話が大変など家庭の事情までさまざまです。
習い事を辞めることに決めたとき、まず悩むのが先生への伝え方だとおもいます。
上手な伝え方や、気をつけたほうがよいことってあるのでしょうか?
習い事を辞めると先生に伝えるときのタイミングにまよったら
これはほんとうに悩む方も多いと思います。
あまり早く言っても、その後通うのが気まずくなるのは嫌だし、かといってあまりギリギリなのもどうかと思うし・・・。
悩んだら、以下のようなものを目安にしてみるのはいかがでしょうか。
入会のしおりを確認してみる
習い事でお教室やスクールに入るときに少なからず指導者や先生から説明があったと思いますが、
見落としがちなのが、そのさい入会案内(入会のしおり)はもらっていませんか?
保険などと同じで細かい決まりごとは案外見落としてしまうものですが、こういった案内に
「退会する場合はいついつまでに申し出ること」と書いてあることがあります。
まずは入会案内や入会のしおりをもらっていたか、またもらっていればそこに退会のルールが書いてないかを確認します。
スクールや教室の年間スケジュールを確認してみる
入会案内や入会のしおりというものがなく、退会のルールが決まっていないようだったら、
その習い事の年間スケジュールを確認してみます。
たとえば我が家のダンス教室の場合でいえば、年に一度大きな発表会があり、それを目指すかたちで一年間スケジュールが組まれています。
その他スポーツなどでも、ある程度メインとなる大きな大会から小さなイベントまで、年間でスケジュールが決まっていることも多いとおもいますので
そういった節目を利用して、そこの区切りで辞める、というのもひとつかもしれません。
同じ習い事の年長者やリーダーに相談してみる
入会のしおりもなく退会のルールも分からない、年間のスケジュールもよく分からずタイミングが図れない…となったら、
習い事の親の会でリーダーをされている方や、長く通われているお子さんや年長者の方に相談してみるのも良いと思います。
そういった方はそのお教室やスクールにある“暗黙の了解”など知っていることも多いですし、何よりいきなり先生にお話しするのは結構勇気がいりますからね。
言い出すタイミングだけでなく、うまい説明の仕方や理由の付け方なども教えてくれたりアドバイスくれるはずです。
(引き止められることももちろんあると思いますが、本当に辞めることが決まっているのなら、親身になってくれると思います)
習い事を辞めるときワケ(理由)はどう伝える?うまい伝え方は?
まず習い事を辞めることになる場合ですが、どんな場合があるでしょう。
ひとつは子供自身の問題で、子供が「もうやりたくない」、あるいは「他の習い事がしたい」ということがありますね。
もう1つは親の問題で、「仕事が忙しくなった」、「送迎が出来なくなった」ということもあります。
親のほうはけっこう事情が複雑ですよね。習い事によっては親がガッツリ関わらないと(付き添ったり試合のお手伝いをしたり…)いけないものもあり、
仕事が休めないとまず無理、となりますし、たとえば赤ちゃんが生まれた・下の小さい兄弟に手がかかりすぎる、なんて理由もあるだろうし、
それこそ両親の間で意見が食い違う(教育方針がことなる)ことだってあるし、金銭的に難しくなることだって・・・
習い事を辞めるとき先生へ伝えるにあたってはいろいろな考え方があると思うのですが、わたし個人の意見としては
まずは「家庭の事情」という言い方で良いのでは??ないかという気がします。
辞めるのが子供自身の事情であっても、それを言うと「もっと頑張れる」「次の試合まで」と励まされたり引き止められたりすると思うんですよね。
それが「家庭の事情」となると親の都合はそう簡単に解決できるものでもありませんのでね。
まずは家庭の事情とスマートに申し出れば良いのではないでしょうか。親の都合でむずかしい、ということを前面に出したうえで
必要に応じて子供が辞めたいという意志があるのならそれを伝えたり、家庭の事情の中からそれとなく理由をお伝えする。
「子供が辞めたい」とか子供都合のことを先に伝えて、うまくいくパターンって少ないような気がします。
現に我が家は、いちど撃沈してます^ー^;
今は親子ともになんとか続けていますが、今度また辞める危機が来たら、もう子供都合のことは伝えません。
そのあたり、自信がなかったり遠慮しているとズルズル・・・となってしまうと思うんですよね。
あ、会社を辞めるときと一緒ですね。「一身上の都合」、って辞めるときはスッパリ・ハッキリさせますもの。
さいごに
なんでも始めるときはそれなりにエネルギーが必要ですが、辞めるときというのも結構なエネルギーを使いますね。
ただ、やはり相手がいることですから、「立つ鳥跡を濁さず」でお互い気持ちよく、したいですよね。
相手に迷惑をかけないためにも、辞めるタイミングや理由の伝え方をきちんと考えたいものです。
学校とはちがいますが、習い事の先生もりっぱな先生です。これまで我が子のためを思って懇切ていねいにご指導くださったはずですから、
これまでの感謝の気持ちも忘れずにしっかりと伝えましょう。
子供が習い事をしていたらこういったことも避けては通れませんよね。
今回もお付き合いくださり、ありがとうございました。