こんにちは、あおいです^^
さいきん中学生の上の子がなんだか大きくなったような気がします。
「身長なんてなんでもいいから、ただ元気にすくすく育って欲しい・・・」
もちろんそうですが、とはいえ特に男の子ともなると、やはり親として身長は気になるものですね。
子供の身長は親の遺伝とか、いやいや遺伝は関係なくて、運動とか食べ物によるとか
ふだんいろいろと小耳に挟むことがありますが、
子供の身長ってだいたいどれくらい伸びそうとか分かるものなのでしょうか?
子供の身長は1年にどれくらい伸びるの?
身長の伸び方ですが、子供の年齢ごとによって違います。
一番身長が伸びるのってじつは赤ちゃんの時です。
新生児の身長はおよそ平均50センチくらいですが、1歳になるまでのあいだに約25センチも大きくなります。
言われてみるとそうですよね。年端のいった子供や大人がそんなに伸びることないですから。
体重も生まれたときは約3キロだったのが生後3ヶ月ごろには約2倍、1歳のころには約3倍にもなります。
身長ですが、1歳から2歳までの間には約10センチ、2歳から3歳までには約8センチ。
3歳から4歳までには約7センチ、4歳から6歳までの間には約6センチくらいずつ背が伸びます。
そのあとの伸びはゆるやかになりますが、それでも年間平均約5センチくらいずつ伸びていきます。
思春期を迎えるころは男の子と女の子で身長の伸びは違ってくる
次に身長の伸びが大きくなるのは男女の体の違いがはっきりしてくる思春期に入ったときです。
この思春期の時期には、成長ホルモンに加えて男女のからだの違いを作る性ホルモンが分泌されます。
性ホルモンが、骨の成長を助ける働きをするのです。
女の子は10歳から13歳くらいまでの間、ちょうど乳房が膨らみはじめるころにとても身長が伸びる時期があります。
このときの女の子の身長の伸びは約6センチから約8センチくらいです。
次に生理が来るようになると、女の子の身長の伸びは止まります。
15歳くらいになるまで年間約1センチから2センチくらいの伸びで、それ以降はほとんど伸びません。
男の子は女の子より約2年くらい遅れて思春期に入ります。
なので男の子の場合は12歳から14歳くらいまでの間に1年で約7センチから10センチほど背が伸びます。
以後は16歳くらいになるまで年間約2センチから4センチほど伸びていくことが多いです。
ちなみに、最終的に男の子と女の子の身長差は約13センチ程度と言われているそうです。
男の子の方が大きくなる理由は、男の子は女の子より大人の体が出来上がるのが遅いので、その間に背が伸びるからです 。
どうして背が伸びるのか?
身長が伸びる、背が伸びると言いますが、実際には骨が長くなっているということです。
骨のなかでも特に身長に関係する骨は「背骨」と「足の骨」。
骨が伸びる(成長する)仕組みは、脳下垂体から分泌される成長ホルモンの働きによって軟骨や骨膜の細胞が増えるためです。
身長の伸びに関係する骨。骨の数は増える?
赤ちゃんのからだの骨は、約350本。
大人になるとこれが個人差はありますがだいたい206本になります。
増えるかと思ったら、減るんですね。
これは、赤ちゃんの骨は分離骨といってバラバラに離れている部分が多いためです。
(だから体が柔らかいんでしょうか…?)
その離れていた骨が、成長するにつれてだんだんつながっていきます。
完全に大人の骨になるのは女性は15歳から16歳、男性は18歳くらいの時といわれています。
ちょうど身長の伸びが止まるころに大人の骨が完成するんですね。
子供の身長はいつ伸びているの?
子供の身長が伸びる、つまり骨が成長するのはご存知成長ホルモンが分泌されているときですね。
成長ホルモンが分泌されるのはおもに夜眠っている間です。
寝入ってからおよそ30分から1時間後、ぐっすり眠っているノンレム睡眠のときに、成長ホルモンは作られます。
寝る子は育つというように、いかに子供にとって睡眠が大事か分かりますね。
ただしカルシウムやたんぱく質などが不足すると、いくら成長ホルモンが出ていても骨がつくれません。
さらに骨を作るには運動などによってある程度の刺激を与える必要もあるということですので、
睡眠だけでなく食事や運動も大切になってきます。
さいごに
ふとしたときに我が子が「あれ?大きくなった??」と感じることはありますが、
正確には年齢ごとに伸び方のおおよそ目安になるものがあるんですね。
同年代の子供に混じっている我が子を見たとき、「うちの子、ちょっと小さい!?」なんて
気にされる方もいると思います。
なんだか極端に伸びが悪いように感じたら、早めに小児科に相談に行くのがいいかもしれませんね。
(身長が伸びる時期は限られていますから・・・)
ながながと最後までお付き合い、ありがとうございました。